黒猫の手も借りたい年末

今年も残すところ約2か月となりました。
朝夕はやっと過ごしやすい気温となり、鈴虫の声が耳に心地よいです。
これまでのブログで何度か触れられた「食欲の秋」も本番を迎え
年末年始まで食品流通が慌ただしくなる時期が始まりました。

弊社としては慌ただしくなるくらい商品が動けばそんなに有難い事は無いのですが、
今年度に関しては一抹の不安がよぎります。それは…
“お客様の要望通りの日程で滞りなく荷物をお届けできるか？”

今年の4月より施行が本格的に始まった
「運送業について、年間残業時間上限960時間の規制」
いわゆる2024年問題は、弊社のような食品流通業者にとって大きな問題です。
年末に向かえば向かうほど駆け込み需要が増える食品流通と
残業上限を超過する可能性の高まるタイミングが重なっているからです。

運送業者の方のお話では只でさえ人手不足の中、
既に残業時間が超過しそうなドライバーも増えているとの事で、調整に知恵を絞っても、
年末には荷物の受け入れが不可能になる恐れが十分にあるとの事でした。

弊社では日々出荷部と営業部が協力して配車手配をしております。
年末に向けて、得意先様には早期かつ纏まった数量でのご発注をお願いする機会が
従前よりも増える事と存じますが、規制本格化初年度という状況である事をご理解いただき、
円滑で遅延無き配送が実現できるよう御協力いただければ幸いです。

A.K